亡き祖母の名はローザといいます。
クリスチャンであった彼女はドイツ人牧師よりこの名を授かり、
幼い頃からドイツ式教育、西洋文化を学んでいたそうです。
ピアニスト、教師でもあった祖母は刺繍や洋服作りが得意で、
当時ではまだまだ珍しかった、いわゆる「モダン」な暮らしを
戦前まで、ここ元町でしておりました。
幼い頃からそんな祖母と過ごしていたこともあると思います。
この街の空気や建築様式やインテリアはもちろん、
アップライトのピアノの響きを聴くだけで、
どこか懐かしさを覚えるのであります。
コンサート「花が包む心の音」
大盛況の中、無事、終えることができました。
お足下の悪い中多くのお客様にお越しいただき、感無量です。
本当にありがとうございました。
震災に対して音楽を通じて「何かをしたい」
そんな想いから誕生した活動「心の音」
これからも暖かく見守っていただければと存じます。
山手111番館館長、
見事な演出とご尽力をいただいた「arji」のお三方はじめ
スタッフ及び関係者の皆様、そして演奏はもちろん
その考え、行動力、姿勢を尊敬しております、
プロフルーティストお二人に心から感謝。
ギタリストの端くれとして、少しでも力になれたのならば
これほどに嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。